岡山市中区に操山(みさおやま)と言う名の小高い山がある。後楽園(日本三名園のひとつ)の借景として用いられているが、それは西から見た山の一部だけで、後楽園ができる前は、明善寺合戦 があったりして、趣のある山じゃないし、60年くらい前まではほとんどハゲ山で、戦中あたりでアカマツを率先して植え初めて、戦後しばらくは、マツタケは採れていたところだ。有名な沢田ブランドの『富有柿(ふゆがき)』は操山の北斜面に作られている。

 

 

 さて、その操山に公園構想が持ち上がり、自然保護団体は、自然公園としての公園として、ハード面だけではなくソフト面も構想の基本計画に書き込むように交渉したのは、ビジターセンターの着工直後あたりだった。そして、秋から冬にかけて、交渉の席を設けていただいて・・・。


 オープンの年の正月3日に、百間川に入って、標本用の水草を採集したり・・・


 里山センターの開所式の前日夜に、懐中電灯を持って、百間川へカヤネズミの巣を探しに行って、オギやヨシ、ガマの穂まで採集してきて、ジオラマ展示が完成したのは、朝の3時だった。

 里山センターオープン前は、すごく頑張っていたけ・・・、懐かしいなぁ~。


 オープンしてから3年くらいまでは少し関わったけど、職員の方の尽力とボランティアの方々の協力で、すごく立派で、活気のあるビジターセンターとして走り続けている。

 

 

 そんな里山センターも開所10年となり、記念イベントを開く運びとなっている。


 お近くのヒト、県内の方、近県の方も、いやいや、岡山駅からタクシーで30分、岡山空港からでも50分くらいで行けますので、是非、どうぞ。


オカヤマのフィールドノート-里人のつどい2009募集要項1

オモテ面(A4サイズ)

 


オカヤマのフィールドノート-里人のつどい2009募集要項2

ウラ面(A4サイズ)

 

 

 土曜日のイベントだけど、日曜日には、地元の沢田で柿祭りがあり、沢田ブランドの富有柿が安く買えると思います。

 

 

 

 なぜか遅れていたキンモクセイが、香り始めた。


 毎年、10月に入ると、キャンパスを包み込み、後期が始まったことを香りで教えられていた。

ここ30年くらいの秋の香水だ。


 しかし、変動している気候を知らせているか、10月を一週間過ぎても、そよとも香ることはなかった。


 この連休の暑いくらいの天気で、やっとこさ、白い小さなつぼみも、火曜日には黄色く大きくなった。

 

 今日、水曜日の朝、もう開きそうなくらいまで大きくなったつぼみからは、先に香りが漂っていた。


 職場のまわりは、2週間ほど遅いが、秋が来た。


 香りの秋だ。


 このあと、がやってくる。

 

 

 県の北東部へ行こうかな~って思って、クルマに乗り込んだら、「海岸線を見た~い!」というリクエストが・・・。


 っでやってきたのが、下津井・児島。ついでに、与島(香川県)にも・・・

 


オカヤマのフィールドノート-091012瀬戸大橋

 

 風もなく、いい天気・・・というよりも、暑かった。

 連休の最終日で、四国からの帰りの人たちが多かった。


 ちょうど、与島のパーキングエリアでは、瀬戸大橋オータムフェスティバルが行われていた。最終日は、パフォーマンスのオンパレードだったようだ。

 休憩所から出てきたら、ジャグリングが始まっていたので、しばらく眺めていた。思いのほか、観客が少なく、すごい技が披露されているのだが、拍手が少なく、盛り上がりにかけていた。パフォーマーは汗をカキカキやっているが、観ている方も結構暑さにやられている。大きな拍手をしたり、笑い声と笑顔でエールを送ったが、なかなか、ステージは辛そうだった。

 しかし、さすが、プロ、自分で声を出したり、励ましたりして、テンションを上げていた。披露している技が地味だが、実はすごい技だと説明もしていた。説明されると、観客も理解してか、拍手が大きくなる。

 


オカヤマのフィールドノート-091012ミスサリバン

 このラケットが、カバンやヤカンに替わると、クルマの中の広さをアピールしていた、あのCMを思い出す。


 “ミス・サリバン ” ・・・  あのCMのお母さん役のパフォーマーだった。


 かわいらしい笑顔としぐさで、難しい技を次々と披露していたのだが、ボクのカメラにはそれらは納まっていなかった。それよりも、プロでも緊張している一瞬の表情と、どこを見て技を繰り出しているのかが判る視線、鍛えられた筋肉が記録されていた。


     ボクは、女性を美しく撮れない!?  orz 

 

 後で、TVチャンピオンで観たことを思い出した。関西弁のジャグリングが得意なパフォーマーで、肉眼でこのヒトの芸術が見れたことは、ボクにとってはラッキーだった。


 少しラッキーさは劣るが、瀬戸大橋を渡っている『アンパンマン号』も見ることができた。

 


オカヤマのフィールドノート-091012アンパンマン号

 

 この後、児島から渋川までゆっくりと海岸線を走り、山越えをして、灘崎へ出て、家に帰った。


 10時過ぎに出て、16時くらいに帰ってきた。正反対の方向へクルマを走らせたが、それが大変良かった結果だった。