前回、9月26日(土)に1回目の授業があった(そのときの記事はこちら )。


 2回目は、10月7日(水)だった。

 

 前回は植物を主に観察したので、今回は動物を主に観察した。

 

 最初に、前回の続きで、パワーポイントを使って、地元の生き物の画像を見ながら、お話をした。

 

 台風が四国沖に近づきつつあるため、空模様が怪しいかったので、話を短くして、すぐに外へ出た。

田んぼの横の道路を歩きながら、イネや田んぼの雑草の話をしつつ、草むらに移動した。

 

 教室に持ち帰って、体のつくりを観察するために、『1匹だけ持ち帰る』と約束をして、採集を開始した。

 

 


オカヤマのフィールドノート-採集の風景

 

 

 最初、なかなか、見つけることができなくて、四苦八苦していた。ボクには、たくさん、いるように見えたんだけどな~。子どもたちにムシが見えるように、わざと草むらをガサガサして、ムシを飛ばしてやった。どうにかムシが見えるよになったら、アマガエルも見え始めたようで、ワイワイ、キャーキャー言っていた。

 

 何匹もつかまえて、袋の中がバッタだらけになっていたり、カマキリを入れていた袋では食べられているバッタもいた。


 10分くらいすると、ムシが触れないといった女の子も、袋越しなら触れるようになっていた。10分間、戦ったんだろうな~。

 

 しばらく採集して、一人1匹ということで、教室に戻った。


 「帰りに放す」という約束で、どうしても5種類持って教室に帰るという子どもがいた。仕方ないかなぁ。

 

 教室で、昆虫の体のつくりを詳解して、観察してもらった。

 

 今回も2時間は、すぐに過ぎてしまった。何とか、採る名人と観る名人になってもらったかなって感じだった。