例年、地元の小学校3年生は、地域のいろいろな達人からその技を修得することが、課題となっている。
お飾り作りの名人、いけばなの名人、絵手紙の名人、英会話の名人、空手の名人たちが招聘される。
ボクには、「自然の名人」との称号が与えられた。
おそらく、『自然観察』または、『自然の研究』だろうと思う。
土曜日に、教室へ招かれると、18人の見習いが生徒がいた。今年は、父兄参観日になっていたため、後ろには、父兄の皆さんも並んでおられた。少し緊張した。
最初に、子どもたちからの質問時間がある。
「自然」の中で一番好きなものは?
「サカナ」と「昆虫」ではどちらが好きですか?
どのようにして、「自然名人」になりましたか?
などなど
いろいろな質問を考えてくれていた。
次に、ボクの用意した資料をパワーポイントを使って、話をした。
40分くらい話をして、ちょっと休憩。
後半は、校門から外へ出て、学校の横の用水沿いに歩きながら、「サカナ」、「植物」、「昆虫」などの観察をいっしょにして、学校の周りの自然観察地図を描くことにした。
校外に出ると、用水に落ちないかとヒヤヒヤする年があったり、こまめに人数を数えないといけない年もあったりするのだが、今年の子どもたちは、結構、おとなしかった。
2時間があっという間に過ぎてしまった。
次回は、2週間後だ。今度は、田んぼと草むらでの観察会だ。